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第104回『今夜も雪』2005年1月31日




今日で一月も終りである。

大寒の最中であるから
寒いのは当然、雪も当然。

当然ではあるが、
予報を見れば数日雪マ-クである。
今も雪が降り少しであるが積もりつつある。

歳とともに、
こんな時の外出は億劫になってきたが、
雪景色が好きで毎年、飯山、
野沢温泉辺りまで雪見に出かける。

今年は未だ行ってない。

日本でも屈指の豪雪地帯であるから、
住んでいる川中島辺りとは比較にならない。
距離的にはほんの僅かである。
長野から飯山まで、30キロ
野沢温泉で60キロしか離れていない。

にも拘らず積雪量は正に雲泥の差。

この僅かの差で雪は何倍くらい
降るのか調べてみた。
「近五冬季平均降雪深」
というデ-タを見つけた。
つまり一冬に降る雪の平均的な量である。

それによると、長野は177センチ、
飯山はなんと、851センチである。
長野から駅の数で10個、時間で30分
であるが降雪量は5倍にもなる。

一駅ごとに積雪が増えているのが、
はっきり分る。

この飯山線に乗って更に行き、
新潟県との境まで行くと、
想像を絶する量である。

「森宮野原」の駅のホ-ムには記録的な
積雪量を示す実寸の柱が立っている。
この、7.85メ-トルという記録は
一冬では少なすぎるし、
一晩の積雪とは考えられない。

とすれば、
一回の降雪量(つまり降り始めて止んだ時まで)
ということなのか、
その辺がよく分らない。
次回行く時の宿題にしておく。




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