(戻る)

第107回『雪見蕎麦』2005年2月13日

11日の祝日の前の晩、久々に北野さん来訪。
11時過ぎまで酒盛り。

因みに酒肴は取り寄せた宇和島の「じゃこてん」
昼間準備した「鯛のあら煮」
やはり自家製の「ロ-ルきゃべつ」・
「ブロッコリ-・サラダ」など等。

日本酒からワインに代わったりするので
酒肴もさまざま、
この辺りが自宅での酒盛りの良さである。

翌朝、雪見と昼の「蕎麦」を目的に北へ向う。
雪に関しては今までにも触れたし、
今後も未だ触れるかもしれないので、
今回は「蕎麦」



蕎麦を戴いた所は十日町市に入っていた。
長野との境であるが、新潟は新潟。
信州蕎麦とは違う新潟独特の蕎麦である。
そば粉のつなぎに、海草「布海苔」(ふのり)が入る。
食感はつるつるとして、喉越しは良い。

ちょっとビックリしたのは薬味皿(中央手前)に練り芥子。
そばに芥子は初めてである。

試してみたが特別違和感はない。
そば粉と、布海苔の割合は
それぞれに違いがあるのであろう。
もっと海草の香りが強いそばを食べた経験もある。
色もかなり緑色が目立つほどである。

「へぎ蕎麦」というが「へぎ」はそばを
盛り付けてある容器のこと。これで五人前。
蕎麦は一箸分ずつ小分けにして
盛られていて、とりやすい。

つけ汁は、普通の蕎麦猪口より大き目の塗り椀。
たっぷりと付けて戴くように、汁は薄味。
美味しく戴いた。量的にも充分満足できる量であり、
お値段も3000円で
お釣りが少しあるということであった。
(北野さんご馳走様)
食べ物は、この値段が重要な所である。

蕎麦ならば、一人前、500~600円で美味しく、
量的にも80%の満腹感が得られれば可としている。
蕎麦好きの北野さんとは
本当によく蕎麦を食べに行った。
信州の隅から隅まで食べ歩いた。

殆ど何処でも手打ちは当たり前であるし、
石臼引きも珍しくはないというご時世である。
全体のレベルが上がっているので
そうがっかりさせられる事は少ない。特に信州は。
 
写真中央、北野さん家の美鈴さんは四月に一年生
になるが、幼い女の子にしては珍しい蕎麦好き
誕生前から蕎麦が好きで、
一本ずつ啜っていた顔が思い出される。
この頃は、後で蕎麦屋と決まると
魅力的なお菓子や、
その他を薦めれれても一切断って食べないほどの
一人前の蕎麦喰いである。



美鈴さん初誕生前後の蕎麦を啜っているようす。
カメラマンとして大いに気に入っている一点である。



(戻る)








































(EOF)