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第108回『結露』2005年2月17日

屋内外の温度差で屋内の水分が、
屋外に接しているガラス面で冷やされ水滴になる。
これを「結露」と云っているが、寒い信州では
真に厄介な、しろもので、今のところ防ぎようが無い。



毎朝、乾いた雑巾でふき取るしかない。
或いはガラス面の水滴を
集める道具があって水滴を採り
その後、雑巾で拭く。

我が家は、南側に1メ-トルのガラス戸が4枚、
北側に2枚、そして玄関のドア、
合計7枚に結露が出来る。
これだけ毎朝処理をしなければならない。
建具なども進み、昔と違って殆ど、アルミサッシで、
ガラスはペア・ガラスである。
これは部屋の暖気を逃がさず、
暖房効率は良く、暖かで快適であるが
「結露」と言う落とし穴があった。

結露の量は相当で、朝、下のレ-ルの溝は
揚子江のように水を満々と湛え、周辺にあふれ、
長い年月で周りの木の部分は
真っ黒に変色してしまった。
やがては腐るであろう。

周辺の壁は、カビが生え
何とも汚らしく、やりきれない。

こんなに、さまざまな事が進歩している日常生活の中で
「結露」如きに悩まされているのはなさけない。
何か方法はないかと色々探し、試すが、
今のところ有効な手立てはみつからない。

ぼやいているだけで、この作業をやるのは家内で、
私はめったにやらないが、
たまに、やってみると、一時間以上の作業量である。

小型掃除機式のもので
水滴を吸い込む道具を考える。
既製の掃除機を改造するのが最も手軽であろう。
吸い込んだ水滴をどう貯め、一緒に吸い込んだ
エア-をどのように逃がすか?

この辺まで考えるんだが、
そこから先へは進まない。
そうこうしていると、考えていたような物が
売り出され、結構売れている。
といったようなことがよくあって、
ちょっと悔しい思いをするが
ものぐさで、怠け者であるから、
私が作り出すことはありえない

結露処理の簡単な小道具が出来れば
飛ぶように売れること間違いなし。
どなたか、考えてください。待っています。




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