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第110回『アマリリス』2005年2月24日

正月に姉が「アマリリス」の球根を届けてくれた。
プラの鉢に、おそらくミズゴケで包んで
セットされているのであろう。
そのまま、ガラス越しの日当たりの
良い所に、置いておけばよいらしい。

初め芽の伸びは遅々たるものであったが、
20センチくらいになってからは
目に見える成長振りで
24時間毎に測ると凡そ2センチ~2.5センチは
伸びていた。60センチ弱で伸張は止り

蕾が膨らみ始めた(下左)写真は
凡そ実物大である。

徐々に蕾は膨らみ4日目に右上のように
四輪の蕾が十文字に開き、
真ん中に小さな一輪が
おまけのように顔を出している。
二日後には右下のように全開。
しかし、中心にあるおまけの蕾は
それから5日経つが未だ開かない。



花の形などから、ユリ科だと思っていたが、
ヒガンバナ科であった。
原種は南アフリカ原産で、この園芸種に比べ
花は小さく、もう少し素朴な花のようである。

因みに、この花の直径は
約15センチという大輪である。
園芸種にしては色がどぎつくなく、
好みの範疇である。

人間が手を加えた、
園芸種には、毒々しい色彩のもの、
大きすぎるもの、一重のシンプルな
美しい種にわざわざ手を加えて、
醜い八重咲きにしたものも多く見られる。

花に限らず、野菜、ペット、家畜などあまりにも、
おもちゃにし過ぎているように思う。
程々にしてもらいたいものである。



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