第116回『シビエ料理Ⅰ』2005年3月18日
冬季間、 鹿・猪猟をしている友人小野さんのお誘いで 「ジビエ料理」に関しての講演会を聞きに行く。 「ジビエ」という耳慣れない言葉は電話では 聞き取れなかったが、小野さんの説明で 野生の獣や、鳥などを指すことがわかり、 大いに興味があるので参加した。 会場は市内の料理学校。 一部は講演、蓼科のレストラン&ホテル (エスポワ-ル)シェフの、 鹿の解体テクニックと 地元の食材の入手にまつわるお話、 ソムリエ高野 豊氏の信州産ワインと 「現地呼称管理制度」について 信州大学教授辻先生の、 「食材としての鹿肉」について それぞれの講演を聴いた。 さまざまな角度からの話、ユ-モアもあり、 含蓄のある内容、なかなか楽しめた。 第二部は、鹿肉を使った料理のコンペ。 43点の応募の中から書類審査で選ばれた 6名の調理師の 腕比べと、作品の試食会。 残念ながら去年辺りから、私の胃袋は鹿肉を 受け付けなくなってしまったようなので 指をくわえてみなさんの試食を見ていたが、 見ているだけと言うのは如何にも辛く、 腹立たしく 三品めが、回ってきたあたりで 我慢しきれず、中座する。 |
4時半に戻り、 第三部「ジビエ料理に親しむ夕べ」フルコ-ス のディナ-に参加 参加費8000円。鹿の料理には眼を瞑り、 他の食材の料理と、ワインに期待。 ディナ-に先立ち、コンペの優勝者の発表、 全員に賞状の授与がある。 審査委員長は テレビの料理番組みなどでおなじみの服部先生。 賞状の授与は知事の「康夫ちゃん」 県の「林業保全課」の主催のイベントであるから 「康夫ちゃん」の列席も場違いではない。 |
表彰、賞状の授与など儀式も滞りなく済み いよいよディナ-の始まりである。 先ずワインリストを見ると 8種類のワインの銘柄と1種の焼酎が記されていた。 料理のリストも見ると、10品、 なかなか期待できそうである。 ワインやディナ-については次回に詳しく。 |
(戻る)
(EOF)