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第147回「猫の額」その後
2005年8月22日





  今日は美術館休が館なので、
久しぶりに行き草ぼうぼうの「猫の額」
を見て呆然としてしまったが、
草を毟る時間もなく、
大きくなりすぎたウリヤナスの収穫をして、
今日の所は終りにする。

5月~6月の旱魃でナスは伸びず、
替わりに「台木」が伸び一株は、
ナス一枝を残し殆ど台木に
なってしまった。
そして台木は、
写真でご覧のような状態である。

シシトウのような花が咲き
平たいトマトのような形で、
ナスよりずっと堅い実が出来た。

この頃から予想はしていたが、
だんだんと色づき始め今では、
左の二番目の写真のような、
きれいな、完熟トマト色である。

カボチャほど堅くはないが、
ナスよりは遥かにしっかりととした実である。
横割りに包丁を入れてみたら
下の写真のようになっていた
 
  種は平べったいトマトの種に似ている。
2~3粒口に含んでみたが強烈な苦味で
口中の苦さは30分くらい消えなかった。

葉の中心を走る葉脈には
2~3センチもある硬い棘が数本、
裏表に生え、うっかりは触れない、
強烈な個性の持ち主である

まあしかし、
何とか初期の遅れを取り戻し
そこそこにナスもキュウリも、
トマトも食べきれぬほど、
生ってくれ、美味しく頂いている。

原因が判らぬが、
ズッキ-ニだけが全くの不作で
初期に4~5本採れただけで
終りそうである。

豊作のキュウリには
写真のようなものが生り
珍しいのでこれも写真を撮って
ここに報告した次第。

早く草を取って、畑の手入れをしてやらないと
作物がちょっと可哀相。



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