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第160回「書道・習字」
2005年11月23日

書道・習字といえば、だいたいは「毛筆」を指す。
今日日、毛筆は日常的にはあまり必要は無いが
書道教室はけっこう盛んである。
多くは、昇級、昇段をめざしてお稽古するわけだが
最近「遊書」なる言葉を耳にする、
或いは活字を見たこともある。

昔、書道教室に週一で通っていた
家内だが20年以上休んでいた。
一昨年近所に書道教室が開かれたのを
きっかけに、通い始めた。

その教室は生徒の平均近年齢も高いからであろう、
後者の「遊書」が主体のようで、楽しんでいる。
しゃかりきに練習する、上達のみを目標とせず、
楽しみながら「書」を習う。

大変結構な主旨だと思う。今日は下のお皿を持って
小学生のように楽しそうな顔で帰ってきた


観光地などにある「楽焼」と同じであるが、
書道教室に持ち込んだあたりがアイディアである。

自分が造ったもの、或いは一部でも自分が手を加えた
ものが手元にあり、日常使ったり、飾って楽しむのは
なかなか良いものである。
出来不出来はさしたる事ではない。

家内は通い始めて2年
楽しみながらいろいろな物を造って楽しんでいる。
下の二点もその作品。



既製の皿、団扇、コ-スタ-に、
好きな字を書いただけのものであるが、
半紙に書きしまっておくだけでなく
書いた字を生かすことによって喜びが生まれる。
これが肝心な点だと思う。
この後は、自分で更に膨らませて新しい事を考え、
創り出せれば更に楽しくなるはずである。



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