第17回「カンムリワシ」2004年3月22日
沖縄出身のボクサ-で 世界チャンピオンになった、 具志堅用高が、 カンムリワシのガウンを纏って 颯爽とリングに現れ、 一般の間に、 カンムリワシ名を広めました。 それ以前にカンムリワシの生息地 西表島に行く機会があって、 幸運にもカンムリワシにめぐりあう事ができ 2~3カット写真を撮ることができましたが、 200ミリのレンズしか持っていない時で 不満の残る写真でした。 40日滞在中一度だけのチャンスでした 当時(35年前・本土復帰前)の西表は 全くの未開発地域でした。 東側の集落と、 西側の集落を結ぶ道路すら なかった時代で、 文字通りの自然の宝庫でした。 ここ7~8年、毎年一回訪れていますが 年々開発が進み、 先行きが案じられます。 貴重なマングロ-ブ、イリオモテヤマネコ、 ヤエヤマオオコウモリ、カンムリワシ、 美しいサンゴ礁、 その他すべてを大切にしたいものです。 カンムリワシに関しては、 最近はいつでも目撃できるほどですが、 数が増えているという事ではなく、 彼らの生活圏の真っ只中を道路が 貫通した事によるからでしょう。 しかし、 残念ながら 電柱に止まっている姿ばかりで 写真になりません。 このカンムリワシは友人川島氏 の写真を参考に描きました。 カンムリワシは幼鳥から、 成鳥になるまでのプロセスで、 羽の色彩、斑紋などが変化します、 これは未だ幼鳥です。 |
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