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第182回「G・WそのⅠ」
2006年5月10日

毎年「ゴ-ルデンウイ-ク」は、
普段働いている人の休暇であるから、
「365連休」の我々年金生活者は
なるべく出歩かないようにしているが、
誘われて一泊で例の山小屋へ出かけた。

一日は、さまざま行われているイベントの中から
選んでフォルクロ-レを聴きに軽井沢へでかけた。

4日5日、
東京から一組、我が家にお客様があった。

2月の「白川郷バスツア-」で知り合った方で
ご夫婦お二人とも「写真愛好家」で、
写真が縁でお近付きになった。

ご主人は「ハッセル・ブラッド」と云う
高級機種を使われるマニアで、
本格派である。

奥方もなかなかの腕前、
使用カメラはキャノンである。

何れも未だ「フィルム」を使われ、
粒子の細やかさを大事にしておられる
「フィルム派」である。

キャビネ紙焼きの作品ファイルを見せて下さった。
その中から私の好みで選んだ作品を三点
皆様にもご覧頂こう。







上から、
フィレンツェ、ミケランジェロの丘からの「夕焼け」、
二番目は、ベネチア、「サンマルコ広場」
いずれもご主人の作品。
三番目のカルガモが奥方の作品。
京都、永観堂でのショットと伺った。

批評などと言うのはおこがましくてできないが、
感想は、
「夕焼け」は、空と大地の量的なバランスの良さ。
「サンマルコ広場」は、若い幸せそうなカップルと、
老人と、犬のシルエット
それぞれに表情がある。
特に凛とした犬の表情と老人のコントラストが面白い。

奥方の「カルガモ」はひたすら美しく、
可愛いい女性らしいショット。
水面の揺らぎがもう少し欲しい。

カメラを持って旅行に行き自然の美しさや、
初めて見る外国の風景に感動し撮ってくるが
見たときの美しさと、自分が撮った写真の出来栄えとの
落差にがっかりする人が多い。

風景はなかなか難しく、
石崎さんご夫妻のような
ショットが撮れるようになるには
かなりの月謝を払わなければならない。

「ネそうでしょ?石崎さん」



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