「小さな世界」もセンチの単位のうちは 未だ何とか目の良い人ならばと言う世界であるが ミリ単位になってくるとちょっと厳しくなるし、 ましてや相手が虫になると 保護色などで身を隠す名人たち であるから、まあ殆ど見えない世界である。 それでもその気になれば何とか見えるので 今回はミリ単位に挑戦してみた。 |
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左上の花の名はキュウリグサ。 ワスレナグサの近縁であろう。 しかし大きさはワスレナグサより更に小さく、 直径2ミリほどしかない。 野外を歩く時は老眼鏡は外しているから この大きさの花は殆ど見えない。 右上は、グリ-ンアスパラの花である、 釣鐘状の花は幅が1ミリ程度であるから、 薄い黄色い小さな花がたくさんついているなあ、 程度でよく見ていなかった。 お恥ずかしい話だが今回写真に撮って見て 初めて花の形を知ったわけである。 |
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左上はヒメマルカツオブシムシ。 おそらく名前は初めて聞くし 初めて見たと言われる方が 殆どであろう。 しかし、身近な存在で、 煮干やたんすの中の衣類を食べる虫と聴けば、 「ああこの虫が!」と主婦は目を剥くであろう。 右上はカツオブシムシと違って、 私達の生活に直接何の害も無い存在の 小さなカメムシの一種であるから 気付く人はいない。 いずれも体長2ミリ~2.5ミリである。 |
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左上は ノバラの新しい枝に付いていたアリマキ。 中央の一番大きなもので1ミリ前後か。 アリマキはこれからの暑い季節は単為生殖である。 つまりすべてがメスで生まれてくる 子供も全てメス、 しかも胎生であり、3日もすれば 母親になるから鼠算どころではない。 枝からこぼれるほどに びっしりになるのも間もなくである。 右上の写真は、 クサカゲロウの卵。 網戸などの無かった昔は家の中に さまざまな虫が入ってきた。 クサカゲロウも灯りに誘われ入ってきて、 電灯の笠などによく産み付けていった。 この卵のことを優曇華の花と呼んでいる。 孵化した幼虫は、増え続けるアリマキを 片っ端から食べてくれる。 |
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テントウムシの成虫が アリマキを捕食している様子は 前回の写真にあった。 今日バラの枝には 好物のアリマキがたくさんいるので、 テントウの幼虫も数匹見られた(左)。 ノバラの枝一本見ているだけで、 さまざまなドラマが観られなかなか楽しい。 少しねばって、 是非アリマキの出産場面を捉えようと思っている。 2ミリくらいの親虫から、コンマ3~5ミリの子虫が 生まれてくるのを撮るわけだから ちょっと大変そうだが、乞うご期待である。 |
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