(戻る)

第188回「小さな世界への誘い③」
2006年6月12日

我々の身近には
10種くらいのアリがいますが、
2~3の種を除いて非常に小さく
日常的には馴染みはないし、
又ちょっと見たくらいでは何をしているのか
見極めることもできないので、
身近な存在でありながら
意外に知らないことばかりである。

左上はアミメアリ。
体長は3ミリくらい。
クヌギの新梢にいるアリマキから
寒露を貰っている。
クリックして更に大きくすると何とか見える。

右上はヤマトオオズアリらしい。
このアリも体長は3ミリ程度。
巣の入り口周辺の
土塊を片付ける作業をしている。
オオズアリの「オオズ」は大きい頭の意である。
アリがアリマキといる枝のすぐの下枝に、
これも体長5ミリにも満たないクモが
小さな範囲に小さな「巣」をかけていました

網には小さな虫たちの屍骸が
ひっかかっています。

近くの別の樹の葉に
10ミリくらいの細身のアブの
大きな「眼」がこちらを睨んでいました。

写真をクリックして見てください。
きれいに並んだ一つ一つの複眼、
そして左右の複眼の間にある
単眼もよく見えます。

何れの写真もクリックして更に大きくして
ご覧になってください。



(戻る)







































(EOF)