第201回「生息域を広げるツマグロヒョウモン」
2006年9月26日
今月は16・17・18と22・23と二週連続で上京、 都合五日間東京にいたが 殆どお酒を飲み続けていたような感じで 今日当たり漸く完全にアルコ-ルから脱したようだ。 23日は「多摩動物園」の近くに住む友人が24日、 姨捨の棚田へ稲刈りに行くから帰りは車で送って下さる ということになっていたので 「多摩動物園」を久しぶりに覗いてみようということになった。 前日はやはり遅くまでの「宴」。 アルコ-ルが残ったまま、立川へ。立川からモノレ-ルに載り 多摩動物園前で下車。動物園の前の植え込みで、 早速ヒョウモンを発見、近付くとツマグロヒョウモン。 ![]() これは本来暖地系(近畿以西)のチョウであるが 近年の温暖化で生息地を北へ広げているらしい。 関東ではそれほど珍しくなくなったようだ。 信州で私は目撃したことがなく夢中でシャッタ-を押す。 帰ってからインタ-ネットで調べてみると 関東各地で普通に見られるようだ。 信州では伊那の南信濃町周辺で、 幼虫越冬し完全に定着していると云うことが記されていた。 午後、動物園の中の昆虫園を覗く。 大きな温室の中で沖縄のチョウ達の姿が見られた。 そんな中で沖縄より九州、奄美に多くみられる ナガサキアゲハの姿が新鮮に目に飛びこんで来た。 ![]() 艶やかなナガサキアゲハのメスに後ろからオスが近付く、 お呼びでないリュウキュウアサギマダラまでが ナガサキアゲハに纏わりつき暫く三つ巴の様相を呈していた。 チョウの温室の他、充実した昆虫園を見ると残り時間は少なく、 動物は又の機会ということにして 通りすがりに、ライオン、ゾウ、キリンなどを 横目で見た程度で園を出た。 (戻る) (EOF) |