(戻る)

第203回「熱い視線」
2006年10月14日



若い友人が比較的多くお子様連れで遊びにみえると
動物園が割合近くにあるので行くことになる。

一昨年の7月(第52回)でも触れたが、
ここにいるオランウ−タンの視線が他の観客に対するより私に
注がれることが絶対的に多く、
今回もお互い好意的な眼差しでかなり長い時間見つめるあっていた。

その間他の客が、檻の中の顔と檻の外の私の顔を交互に見比べ笑い出す。
我ら二人?の真剣な表情を見て笑うとは
失礼なと思うが怒るわけにもいかない。
彼女は人など笑っても我れ関せず、
ひたすら私に熱い眼差しを向けている。

二〜三枚撮らせてもらった中の一枚であるが眼がうっとりとしている。
この眼は絶対に私に気がある眼であるなどと、うぬぼれていたが
長いこと見ていると、彼女の眼は私を見ているというより、
私を透して昔の相手を思い出している悲しさが見え隠れしている。
或いは遠い故郷を思いj浮かべているようにも思われる。
先週の三連休の最後の日とあって茶臼山動物園もかなり賑わっていた。

レッサ−パンダの三つ子も見た、
トラもなかなか立派だし、
サル山のニホンザルも見飽きないが
やはり類人猿がいちばん見ていて楽しい。
特に彼女の視線はたまらない。




(戻る)



(EOF)