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第213回「上海旅行-C」
2006年12月19日

予園、賑やかな予園商場を自由散策小一時間後集合して夕食。
夕食後は、雑技団を観る人数名の他は一応ホテルへ送ってもらいあと自由、私は前回(約3年前)上海の夜は熱を出して外出できず夜景を見ていないので、「外灘」へ行きたいと
ガイド氏にいうと、雑技団が終るまで2時間弱有るからその間案内をしてあげましょうと、タクシ−で夜景の素晴らしいところまで案内してくださった。
彼は写真が趣味だと言っていたが彼の名刺の肩書きには「国家高級撮影技師」という厳めしい文字が並んでいた。この上のレベルの資格も有るといっていた。写真技術の資格まで国家試験で取得するのだろうか。
上海の夜景は本当にすばらしい。川を挟んで新旧の超高層建築物、タワ−が立ち並び、そのライトアップされた姿はは美しい。上の写真の高いテレビ塔などはさすがに現代的な色彩であるが、下は上海でも最も古い建物郡、100年前の税関、銀行などなど、さすがに重厚である。
一番下の建物も古い建物で、あの緑のとんがり帽子の下の部分は100年前からジャズのライブが聴け美味しいものが食べられたと言うことだ。
400Mのタワ−、世界一の高層ビルもまもなく落成するらしい。華々しい発展にばかりつい目を奪われるが地方との差は広がるばかり、上海の中でも貧富の差はものすごく、30億の別荘に住む階級もあれば殆どホ−ムレスに近い階層もある。百円!百円!と大きな声で物乞いをする子供も多く見た。また下の写真のようにうすぐらい歩道で曲芸のような真似をしてお金を乞う子供の姿も見られた。
しかし、物乞いの腕白坊主も暗さは全くなく、つれない奴には激しい言葉を浴びせていた。良し悪しは別として暗さが無いのが救いであった。
上海へ来てこの季節に何か昆虫の姿をと一応気にはしていたが、やはりあり一匹撮れなかった。写真的にはちょっとさびしい旅であったがまあ、上海が二もご馳走になったし、可としよう。




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