(戻る)

第249回『静止画と動画(ム−ビ−)』
2007/09/20

長年仕事として昆虫の生態写真(静止画)を撮ってきた。
テレビ番組のお手伝いでム−ビ−とも
長年かかわってきたが直接カメラを回すことは無かった。
しかし大いに興味はあったが
ビデオカメラの良いのは高価で手が出ずにいた。
ある時競馬で思いがけず儲けたので
当時15万ほどのビデオカメラを購入した。

ニコン2台だけでも重いのに、
更にビデオカメラ(1kg)を携え出かけた。
いざ、撮る段になって、スチル写真を撮るのとは全く勝手がちがい、
どうも馴染めず1〜2回撮っただけで、
ビデオカメラは放り出してしまった。

それから20年以上ビデオカメラには触れもせずにいたが、
6月頃テレビ信州の仕事でカメラを預けられてしまい、
何とか撮らなければならない羽目になり、
困っていたが運良く、カメムシの産卵のプロセスを撮ることが出来た。

そんな、些細な成功から又もやム-ビ-への興味が頭をもたげ、
カタログを集めて調べてみた。
最近のビデオカメラは当時より機能は遥に優れ、
小型で軽く、静止画も撮れ、かなりの接写も可能とくれば
一台あってもいいなあなどと考えていたところ、
毎週末楽しんでいる競馬が大当たりしたので
早速購入、撮り始めた。

その機能は多岐にわたり、操作も複雑、
記憶力の衰えた脳には大変であるが、どうにか基本的な操作
つまり、撮影すること、再生して見ること、
パソコンに保存することくらいはなんとかできるようになった。

あと、ム−ビの編集をマスタ−することができないと
いけないが今のところ手が回らないというか
頭が回らずにる。

気付いた事はム−ビ−は「編集」という作業を
しなければ作品として完成しない、
その面倒な作業がム−ビ−から遠ざかっていたようだ。

その作業も以前に比べたら簡単にできそうなので
今回は放り出さずに、楽しもうと思っている。

そんな常態なので未だここでム−ビ−はご覧板だけないが
新兵器で撮った静止画数点と
新旧のヴィデオカメラをご覧いただこうと思う。

写真上段左は夜家の中へ飛び込んできたハラビロカマキリ。
なかなかシャ−プに撮れています。
右は私の左肘に薮蚊がきて血を吸い始めたので
痒いのを我慢しながら撮ったもの。この新兵器の接写の機能を
如何なく発揮してます。

最高に寄ると、2センチまで寄れ、画面の範囲は3X2センチ程度までの
超UPが撮れるわけです。

下段左が新兵器。片手にすっぽり収まり、重さは250g弱、
シャツの胸のポケットに収まってしまう優れものです。

右が20年前のヴィデオカメラ。両手で持たなければならず、
重さは1Kg、接写の画面範囲も6X4センチくらいで
接写機能としてちょっと物足りません。

お値段は現在の方が遥に安価、
こんな新兵器が5万円くらいで買えるのです。

編集や「一服」への掲載の方法などいろいろ勉強して、
次の折にはビデオをご覧いただけるようにしたいと思っています。



(戻る)







(EOF)