第25回「旅・1・中国」2004年4月19日
古い話で恐縮だが、去年三月初旬、 中国江南地方四泊のツア-旅行に参加した アメリカがイラクで 馬鹿な戦争を始めて間もなくで、 しかも、中国南部で新型肺炎(SARS)の 流行が心配され始めた時であった。 家内は中止した。 私は数年前にも 中国旅行を断念したことがあり 今回は、なんとしても 行きたかったので参加した。 上海空港に着きバスで蘇州へ。 空の便が遅れたため、 空港を出たときは既に暗く、 風景は殆ど見られず。 蘇州までノンストップ。 蘇州へ入って初めて停まったのが 上の写真の前。 この色彩にびっくりすると同時に 如何にも「中国!」といった感じで、 強い印象が残っている 若い頃 「民族の色彩と自然の色彩」 というテ-マで世界各地を 取材したいなあ、と 漫然と考えていた時期があったが 果たせずにいたが、色彩に関しての関心は 今も強く持ち続けている。 今の中国の印象は、 東京オリンピック、大阪万博 の頃の日本とそっくりで、 活気に満ち溢れていた 高層ビル工事のクレ-ンの林立、 一般道、ハイウェイの工事、 そのために古いものは容赦なく壊され そこらじゅう瓦礫の山、その混沌を眺め、 懐かしく70年頃を思い起こしていた 蘇州・鎮江・揚州・無錫・上海と 駆け足で廻る旅であった。 最後の宿泊地上海では、夕方から悪寒発熱 これは、やられたかなと心配したが 翌朝には熱も下がり、無事帰還できた。 4~5日旅をすると写真は数百枚に及び、 その中から数点選ぶのは難しいが 別に旅の写真ペ-ジを設けたので 覗いてください。 |
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