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歩くことそのものを目的に歩く、と云うようなことが苦手であるから、週に一、二回は長野市街まで買い物に行く。昨日は小春日、散歩を兼ねて善光寺あたりまで歩く。駅から善光寺まで1キロ弱、往復2キロ、丁度良い運動になる。 参道の街路樹の中には、ヒメリンゴも植えられていて、葉は青々としているが、赤い実が目立つ。 見慣れた街並みを歩くわけだがポケットに入る小さなビデオカメラ「Ｘａｔｉ」は常に携帯しているので可愛らしいヒメリンゴを収める。もともと小さなリンゴで、しかも、摘花、摘果などの手入れをせず放つったらかしであるから、実は殊更に小さい。摘んで味見をしている観光客も見かける。 善光寺の境内に入ると、紅葉した木々が見受けられ、ありきたりの風景である鐘楼などにも色が添えられ、撮ってはみたが、自慢できるような画像ではない。 平日は人出もさしたることはないが本堂まで行くと善男善女で多少賑わっている。晴れ着姿の幼児が親の手元を離れ、嬉しそうに、ちょこまかとしていた。早めの七五三であろうか。 ちょっと、おしゃまで愛らしく、に、三枚シャッタ−をきる。 本堂の脇方から出て、近くで画廊と喫茶店を経営している知人の所へ寄り小一時間、共通の知人友人の消息など、おしゃべりをしてきた。これも楽しみの一つ。そして、買い物をしながら駅まで歩く。 虫の姿が少なくなったこの季節から、来春まで、どうしても運動不足になりがちなので、できるだけ、買い物などつのいでに散歩を心がけ、、街のスナップなど撮って楽しむことにしている。 |
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