(戻る)

257回『パソコン画最近作』
2007/11/13

前回亡き友もイラストの傑作をご紹介した。
私にはあのようなイラストを描く能力はなく、
見たものを、見たまま、できるだけ正確に描くことだけである。

今までに折々作品を見ていただいてきたが、
最近では5月の232回〜234回の三回
「パソコン画の描き方」を載せたのみで、
暫く作品を見て頂いていないので最近作三点と、肖像画を一点
ご覧頂こう。

その前に、パソコン画を始めて5年目になる、
花、鳥、昆虫を中心に描いてきた。
あるとき自画像、友人の顔を描いてみて、
難しく難儀をしたが、それなりに描けたので面白く、
嵌ってしまい、今までに40人位は描いた。
人の顔は、ちょっとしたことで「似ていない」ので
とことん正確さが要求される。
従って大変勉強になり、最近は、昆虫、鳥などは以前に比べて
簡単になった。巧くなったとはいえないが、
描き上げるまでの時間が大幅に短縮された。
10月中旬夜、部屋に飛び込んできたハラビロカマキリが暫く食卓の上で遊んでいた。早速写真を撮りあまりに可愛いので描いてみた。
使用目的もあり、周辺、背景は描かずカマキリだけに止めてある。
次のホオジロ、その次のヤマガラも同じ使用目的から背景は省略している。
鳥は全般によく見ると目が鋭く、怖い顔になるが、ヤマガラはなんとも愛嬌がある。昔は捕えて芸を仕込み、神社などで、おみくじを咥えて客に渡すような風景が見られた。
いずれも、二時間程度で描きあげられたと思う。
肖像画は似ているかどうかが先ず問われるから、誰でも知っている顔でないとその点の判断ができないので誰でもご存知「フセイン」を選んでみた。
2月初旬の朝日新聞の写真から描いた。多分処刑直前の姿である。
冬は絵を描いている時間がたっぷりあるので、今後もたくさん描くので折に触れご覧頂こうと思っています。又、来年はどこかで、パソコン画だけの個展も考えている。



(戻る)












(EOF)