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第266回『冬の札幌へ』
2008/02/03

ケ−ナ奏者である友人吉良健一朗氏に
紹介されていた画家の佐々木修氏の個展を
昨年、松本市内のギャラリ−で観た。
彼の作品は殆ど「山」が主テ-マである。
アクリル絵の具で描かれた、写実的な作品。
冴えた色彩で、好みの作品である。
絵画に下手な説明は不要。
先ずご覧頂こう。画題は「エベレスト街道」 (HPは、こちら)



彼が去年に続き、本年早々(1月31日より)
札幌で個展を開かれるということを聞いていたので
冬の北海道へ29日に出かけた。

夕方着き、早速佐々木氏と前祝の酒盛りをしながら、
若かりし頃の面白いお話をうかがった。
絵を見る楽しみは勿論であるが、
こんな時間が更に楽しく貴重でもある。

翌日は朝から寒いことは寒いが天気は良いので、
「雪祭り」の準備が進んでいるあろう「大通り公園」へ。
初めて見る「雪像」。未完成で何を表現すのか
わからぬもの多かったが二つほどは殆ど完成していた。
下は自衛隊が手がけたエジプトをテ-マにした作品である。



左がスフィンクス、間にピラミッドをあしらい、
そしてラムセス二世像
スフィンクスの大きさは実物の四分の三であるそうだ。
使われた雪の量は四トン車580台(2300トン)
ということであった。
直ぐ近くのビルディングと比べてみてください。
もう一つは、氷の彫刻の職人さんたちの作品



実存する建造物を模して作られたものと思われるが、
近づくことができず、尋ねる事も出来なかった。
建物の手前に鷲、その奥に鮭らしき魚の精緻な彫像が見える。
建造物全体の大きさがわかりにくいので
下の全景の写真から推察してください。



一足早い「雪祭り」をご覧になってください。



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