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第271回『漸く春』
2008/04/04

先月中旬以降一週おいて2回上京。2回目は28日。
東京はソメイヨシノが満開で、
春爛漫という状態であったが
東京でわざわざ花見でもないので、
友人宅の窓から不精な花見。



見ごろはやや過ぎた感じ、
しかも曇りで、桜色には見えずちょっと残念。
31日に帰ってきたが、信州はようやく梅。
桜までは、まだまだである。

今朝は好天であったので、買い物に出るとき
念のためポケットにカメラをしのばせて出た。
団地内の馬酔木(アシビ)の花が咲いていた。
自転車で見ながら一度は通り過ぎたが、
花の上に枯葉色のものがちらっと見えたのが気になり、
自転車を降り、カメラを準備しながら戻った。
予想したとおりの蝶であった。
成虫で冬を越したキタテハが、翅を開閉しながら、口吻をのばし
吸蜜をしていた。早速カメラで捉えたのが下の写真。



春は成虫で越冬した「タテハ蝶類」が最初に姿を見せ、
次に蛹越冬のモンシロチョウ
アゲハチョウ、幼虫越冬のベニシジミなど、
続々と姿を現す。良い季節到来でである。



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