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第29回「ゴ-ルデンウイ-ク」
2004年5月3日

 


世の中「ゴ-ルデンウイ-ク」
(以後G・W)真っただ中。
道路、観光地、盛り場、
どこもここも、人人人

全くやりきれない週間で、
昔から会社勤めなどで
拘束されている事が少なかったから
私は「G・W]が大嫌い。

多くの会社勤めをする人に
叱られそうだが、
いいかげんにこんなG・Wなどやめて、
各人年間都合の良い期間に、
1週間でも、10日間でも休暇をとって、
「私のG・W]を、つくるべきだと思う

そんな訳で、「私のG・W」は
殆ど出かけることもなく、
仮に出かけても、
人のいない近くの里山くらいで
家にいて、
ハム、ソ-セ-ジ、バタ-つくり
を楽しむことの方が多い。

今日はバタ-造りをご紹介しよう。

ご承知の通り、バタ-は
牛乳に含まれる乳脂肪を
分離させたもので、
造りかたは簡単である。

しかし、普通の牛乳には乳脂肪が
3~5%しか含まれていないので、
牛乳からでは僅かしか採れない

そこで乳脂肪が45%くらい含まれている、
生クリ-ムを使う。

市販の生クリ-ムで香料などが
入っていないものを選ぶ。
200ccパックを2パックと
牛乳を50ccくらい

瓶に入れ、ひたすら、シェイクする。
5分くらいでム-ス状になる。
それからがちょっと大変だが
更に20~25分ひたすらシェイクし続けると、
脂肪と水分が分離する。
つまりバタ-の誕生である

この出来立てのバタ-の色彩は、
正に「ゴ-ルド!」
非常に美しい、感動的でさえある。

朝食のパンなどにつけるには
多少の塩分があったほうが良いので、
バタ-を別の器に取り3~4gの塩を入れ、
へらで練るようにしていると、
更に乳色の水分が分離し、
完璧なバタ-のできあがり。

最初に分離した水分
(牛乳と変わらぬ色)は
牛乳として充分飲めるので捨てぬよう。

出来上がりのバタ-は約180gである。
生クリ-ムが1パック、
350~400円するので高いバタ-だが
市販のバタ-よりはるかに美味、
それと、出来上がったときの「感動」を
計算に入れれば高くはない

病みつきになって既に5年になる、
「喫茶店でコ-ヒ-一杯飲んだと思えば」
安いものと云いながら
喫茶店でコ-ヒ-も飲む。
だが破産するほどではない



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