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第45回「さくらんぼ」2004年6月29日



一週間の旅、帰って来て、写真の整理、
「旅日記」5回掲載、「猫の額」の草取り等など
一服する暇もなく、パソコン画を
楽しむ時間がありませんでしたが、

戴いた「さくらんぼ」の色が美しく、
美味しそうなので、
描いてみました。ひとつ召し上がってください。

出来上がってから、
太宰治の命日「桜桃忌」は
いつなんだろうなどと思いながらプリントし
木石さんに送りました。
翌日早速、俳句が届きました。

「勾玉を口に含まん桜桃忌」(木石)

そして翌日

「勾玉を含めば甘き桜桃忌」 (木石) 

このように推敲されてきました。
比べてみて私は、
前の句も捨てがたく、というより、
むしろ好みとしては前者で、
この稿を書くに当たって、
迷ったので
ご本人に確認のメ-ルを入れました。
すると間もなく以下のメ-ルが来ました

志としては初めの句ですが、
当人としては甘さの残る後の句が好きです。
「甘さ」は小生のアイディンティティ
のような気がします。
(木石)

彼のメ-ルは、
いつもユ-モアがあり楽しい。
これを読んで急遽、二句とも、
ご披露することにした次第。



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