第47回「千客万来」2004年7月7日
日常的には老人二人だけの静かといえば静か、 ひっそりといえばひっそりとした生活であるが 来客大好き人間である。 何方とも普段から肩が凝るような お付き合いはしていないので、 何方がみえてもつまらぬ気は使わず、 ざっくばらんでいくのが私の流儀。 ただ本当に美味しいものが好きだから 出来るだけ美味しいものは用意したい。 そして和やかに、賑やかに、 お酒を戴きたいと思っている。 久々に、パソコンの師、北野さん一家が 金曜日に来てくださるという連絡、 前後して、北野さんの後輩 大場さんというお嬢さんが土曜日にきてくださる、 そして在京の友人村岡さん夫妻が日曜日 といった日程で連絡があり、 三連荘は少し大変かなと思ったが 皆さんお会いしたい方ばかり、例え重なろうとも ずれこもうとも、お断りする理由は全くないので 皆さんにおいで戴き楽しい 3日間を過ごそうと決める。 住んでいる市営住宅の 最大の長所はベランダが 10畳ほどもあり、ビアが-デンができることで 北野さん一家とはベランダで「焼き鳥」、 「猫の額」で採れたズッキ-ニ、 ししとうなど焼きながら 土佐のY嬢の姉上からお送り戴いた 「土佐鶴」大吟醸から始まり、 明日見える予定の大場さんからの 沖縄土産「おもろ」(泡盛古酒10年もの)、 おつまみは他に宇和島から 取り寄せた例の「ジャコテン」 アユの塩焼き。炭火さえ起こしておいたら 全く手のかからぬものばかり、 しかも焼き番は5歳の美鈴ちゃんが 手際よくやってくださるし、 ひたすら、飲み、旅のこと、パソコンのこと、 デジカメのことなど 話題は尽きず。 翌朝はさほど飲みすぎていないせいか 7時にすっきり目覚め、 朝食後アンズの里へアンズの買出し 昼は信州新町へ。 とびきり辛いおろしダイコンの汁に味噌を溶き、 それを付け汁に食べる「おしぼりそば」 これは飲んだ翌日には最高のご馳走である。 北野さんとは定番のコ-スである。 家まで送って戴き、北野さんも帰路へ。 我ら二人は、夕方みえる大場さんお迎えの準備 といっても手のかかる事は 極力避けたので悠々一休み。 |
ところが夕方6時頃から、 既に3回経験済みの、 「尿管結石」らしい痛みがきて、 密かに呻吟していると 大場さんから近くに着いたと 電話が入り迎えに出る、 お土産をたくさん持たされ持ち帰り、 車へ戻り 駐車場までご案内、 駐車場から歩くのもやや辛いが 頑張って歩く。 痛みはあの激痛までには至っていない。 彼女は沖縄旅行の報告に わざわざきてくださっているので 報告写真を一生懸命覗く、 デジカメの小さい液晶画面を覗いている間に 一滴、二滴と脂汗が落ちる これはいよいよやばいと思ったが、 もう少し様子をみようと我慢、 続けて写真を見ながら 船に乗り間違え、 西表島へ行かず波照間島へ 行ってしまった話しなど聞いているうちに すう-っと痛みが嘘のように退いてしまった。 こわごわではあるが、彼女に合わせて ビ-ルを飲み始めるが大丈夫そう。 ジャコテンをつまみに「土佐鶴」に切り替える。 話は沖縄旅行。 せっかく石垣島直行便が取れたのに、 台風の強襲で乗った飛行機は那覇へ。 出だしから荒れ模様。仕方なく那覇で一泊、 それでも翌日には飛行機は石垣へ飛べた。 目指す竹富島へ 既に連絡は入っていたが 予約した民宿が「不幸」で 休業ということで、他の民宿へ泊まったが ク-ラ-はなしゴキブリの襲来は受けるは、 恵まれなかった。 ただ 美しい竹富島は自転車で一巡りしたり 水牛車でゆったり廻ったり楽しめ、まあまあ。 そして翌日石垣へ戻り友人と合流し、 一日でも八重山の先輩だから 案内役で西表へと思って乗った船は波照間へ、 船や飛行機ばかりは、 途中で降りるわけには行かない。 しかたなく折り返しの船で石垣へ、 そして西表へと、 文字通り紆余曲折あって漸く目的の西表島 「あけぼの館」へ到着と相成った。 この報告は笑っては悪いが 笑わずに聞ける話ではなかった。 お蔭様で、「結石」は、大場さんの旅の如く いずこへか消え去ってしまった。 大場さんは4泊5日しかないので 石垣、竹富、西表の 三島のみのつもりが、本島、波照間、帰りが 鳩間経由の船だったので 鳩間島にも行けたようで、 一気に六島を制覇 終わってみれば楽しい思い出になる 良い旅をしたという報告であった。 旅はさまざまなハプニングや、出会いが あるからこそおもしろいので、 初日から最後まで予定通りでは、 ちょっと面白味に欠ける。 話に花が咲き、 酒量はさほどでなかったので 翌朝もすっきり7時起床。 朝食用のトマトをもぎに 「猫の額」へご案内し、 草だらけの畑を見て戴く。 彼女は金曜日、退社後、 塩尻から実家の飯田まで車で帰り、 翌日夕方そこから長野まで車を運転 暑さも厳しく ちょっとバテ気味のようすで辛そう。 朝食後ゆっくり休んでいただく。 |
そして昼少し前村岡夫妻登場。 村岡夫妻は東京在住にもかかわらず 「姨捨の棚田」保存に昨年から参加、 「田植え」に始まり、田の草とり(3回)、 稲刈り、脱穀、都合6回東京から車で通って 棚田で米つくりを楽しんでいる。 しかし4月に奥方は出産予定があるので 今年は休むと聞いていたが G.W前後であったか、 連絡があり赤ちゃん(生後2ヶ月) 連れで田植えにいらっしゃると聞きびっくり しかしその折はちょうど我々の四国旅行と 重なりお寄りいただけなかった。 そんな訳で昨秋以来のお目見え。 田植えの折に赤ちゃんは さすがに無理であると、 今回はお里へ預け お二人で田の草とりを急ぎ終わらせ、 お寄りくださった。 三年前、 竹富島の民宿での 出会いからのお付き合いであり、 大場さんも一度は会っているので 全く知らない人ではないが、 私が大場さんの波照間行きなどご披露 またまた大爆笑 |
3時までには二組のお客様お帰りになり、 賑やか、且つ楽しい三日が終わった。 とたんに、10キロのアンズのジャム作り、 「猫の額」の草取り、 キュ-リ、ズッキ-ニのピクルス作りと 追いまくられ、この稿も、記しながら、 ジャムの煮詰まり具合をみたり、 例のバタ-を作ったり 二日がかりになってしまった。 今日は(6日)アップしなければと思うが、 愛読者であり、厳しい批評家 木石さんの目が光っているので、 雑なことは出来ない、 明日もう一度目を通し校正してからにしよう。 |
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