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第52回「茶臼山動物園」2004年7月20日

18日、日曜日朝、友人鈴木さんから、
これから「茶臼山動物園」に行くがと連絡が入る
動物園は我が家の近くなので
ご一緒することに決めた。

鈴木さんは安曇野でトマトを主体に作っている
ユニ-クな人柄の御仁である。
パソコンの師北野さんの親友で、
彼を通じてお付き合いが始まり、8年になる

当初は独身であったが5年前結婚、
今は愛娘「夏菜ちゃん」の良きパパである。
忙しい農業の合間を見ての
家族サ-ビスの一日。

 茶臼山動物園は
川中島平の西側の山の中腹にある。
広さは15ヘクタ-ル、
地方の動物園としては充実している。

種類は多くないが大型哺乳類の、
象・キリン・ライオン・トラなどがいる。
都市の動物園より環境が良いせいか、
動物が活き活きしていて健康そう、
だから艶があり、
キリン、トラなどは特に美しい。

連休の日曜日とあって、
普段には見られない賑わい、
やはりお子様連れが多く、
特に子供動物園は賑やか。

鈴木さんの夏菜ちゃんも、
モルモットが気に入ったようで
抱っこして満足気だ。
猿山の所ではパパに肩車。

キリンのコ-ナ-では、シマウマも一緒、
キリンの1頭は未だ幼く、
淡い色彩、顔は更に白い。
確か一昨年の生まれだと思う。
しかし、草だけ食べていて、
よくもこんなに大きくなるものだと
感心してしまう。

お母さんの方は
悠に四メ-トルは超えるであろうか。
親子が歩調を合わせるように
歩くさまは、微笑ましく、
見ている者の心を和ませる。
 暗い飼育舎の中に
オランウ-タンが二頭いる。

昨年行った時から、
一頭が私をかなり意識的に
見つめているように感じているので、
楽しみに入った。

彼女(勝手に決め付けている)は、
見物客がいるのに上のつかまり棒に
ぶら下がって知らん顔で遊んでいたが、
入り口に立った私の姿を目の端で捉えたようだ。

するすると降りてきて、
私の前でぴたりと座る。

暫く見つめ合っている二人?
を見て他の見物客は大喜び。
どうも私は彼女から仲間として
認識されているようだ。
他の見物客からも。
 この園ではレッサ-パンダ
の飼育が巧くいっているようだ。

繁殖も順調らしく数が増えている。
なんとも可愛らしい姿だ。

飼育舎から、
柵で囲われた遊び場に出てこようと、
覗いている二頭は恋仲らしい。

しばらく観察していて判ったのだが、
後ろに控えている方が彼で、
彼女の行く後あとをつけて歩き
離れようとしない

暑い盛りの時間で、
遊び場にある足場のように組まれた上で
ぐっすり昼寝しているのが二頭いたが、
羨ましいほどの熟睡で、ついに目覚めず。
 少し辛抱して、時間をかけて見ていると
いろいろな行動を観察する事ができ、
彼らのことが少し判ってきて、
動物園が更に楽しくなる。

このほか、ニホンカモシカ、
美しい立派な角を持ったホンドジカ、
リクガメ、クモザル、
等などが見られました。

暑い中でしたが、
二時間余楽しく過ごしました。

少し涼しくなったら又、オランウ-タン
の彼女をもう一度訪ねてみたい。



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