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第89回『自画像』2004年12月4日

 昨日12月3日で71歳になった。
60歳を過ぎてからの一年の短いこと、
そして、ここ2~3年の感じ方は更に短い。

正に「先が短い」という表現に
現実感が増してきた。

平均寿命までには未だ間がある
とはいっても大変せわしない。

両親は明治31年と35年生まれ。
父は76歳、母は86歳、
何れも明治生まれとしては長寿であった。

長兄は70歳、
長姉は72歳で逝き、既になく、
次兄(ギャバン)が76歳を過ぎ
父を超えたところである。

長生きも芸のうちというから、
せめて父を超え80歳くらいまでは
がんばろうと思っているが果たして?

パソコン画を本気で始めてから2年たらず、
一番上はその前(4年位前)に「ペイント」で
いたずら描きしたものであるが、
自分ではわりあい気に入っている。
というのは本気で描き始めてから、
どうもリアル一辺倒で面白みが
なくなってしまった。

しかし昔から、バイトで図鑑の絵など
少し描いていた事があるから、
私の絵は「リアル」が「生命」でしかたがない。

二番目の絵は、
未だ遊び心が感じられるが、
それでもかなりリアルになってきている。

三番目は調べてみたら、
10月11日に書き始め10月18日に
一応仕上がっていた。
(1日30分~1時間)

一番最近の「自画像」ということになる。
勿論これは「リアル」を目指して描いてきたわけで、
かなり本人に近いと思っている。

「一服」の中で、木石さん、北野さん、
北野美鈴さんの三人のお顔は既に登場しました。

人様の肖像は難しい、
自画像は、どう酷く描こうが、自分であるから、
どこからも文句は出ないから安心していたが、
ある若い女性の友人に見せたところ、
「かっこ良過ぎる」というクレ-ムがつきました。

家内からも「上品過ぎる」とクレ-ム。

リアル一辺倒といっても、下手は下手なりに、
内面も表現したいとがんばったつもりであるが、
それなりに表現されてしまうものと、
云った方が適切かもしれない。

誕生日に因んで、71歳の顔を恥ずかしげもなく、
さらしました。ご笑覧下さい。



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