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虫の知らせ








「虫の知らせ」 No.6 カバマダラ羽化

竹富島の屋敷後の空き地に
一株のトウワタがあり、
カバマダラがきて産卵をしていました。

この食草はあてがあったので、
3個だけ卵を採集持ち帰り、
飼育し無事にそだちました。

マダラチョウやタテハチョウの仲間の蛹は
垂蛹といって、
葉裏や茎などに頭を下にした状態で
ぶらさがっています。

蛹になって10日目、
今までパ-ルのようなつやの蛹の表面に
翅の模様が浮き出てきました、

そして、翌朝4時過ぎに
蛹をやぶってチョウがでてきました。

いつ見ても何度経験しても
感動的な一瞬です。

羽化は始まればあっという間で、
もたついていたら
肝心な瞬間を撮りそこないます。
翅が伸びきるには10分ほどかかります、
飛べるようになるには
更に3-4時間を要します。

八重山では前回紹介の、
スジグロカバマダラの方が圧倒的に多く
カバマダラは
たいへん少ないように思われます。

2001/06/25撮影 07/17 更新

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