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虫の知らせ


「虫の知らせ」No.29 トノサマバッタ

最近、見る事が少なくなった
大型のバッタ、「トノサマバッタ」、

子供の頃は、
原っぱや芝生などでよく見かけ、
追い掛け回した遊び仲間
のような虫である。

と同時に、大きく立派であり、
胸部が緑色の個体は
色彩も美しく魅力的で、
憧れでもあったような気がする。

ある距離まで近付くと、
飛び立ってしまい、
人が近付く事を許さない、

しかし、農薬の時代に入って
あっという間に姿を消してしまい、
その数は激減、
殆ど見かけなくなってしまった。

この個体も久しぶりに出会った
貴重な個体である。

しかも、昔はおそらく、
いなかったと思われる
標高1800Mの高地である。

農地のある低地の里山を
農薬などに追われ
仕方なく徐々に、
高地に適応しつつあるのかも
しれません。

2002/08/05撮影 09/03 更新

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