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第302回『ラブレタ−』2009/3/23

298回『喫煙・休煙・禁煙』で
フランス煙草の「ゴロア−ズ」の事に触れたら、
暫くお互いにご無沙汰していた
東京在住の友人から手紙を頂いた。

封筒が膨らんでいたので何だろうと開封したところ、
懐かしい「ゴロア−ズ」がでてきた。
おおよろこびして、早速懐かしい香の一服を
ベランダへ出て頂いた。普段は室内で堂々と吸うが、
この煙草のにおいは殆どの人から嫌われる
「ドゴ−ルの靴下の臭い」で、家人にも嫌われている。

ベランダではあったが久々に懐かしい香を文字通り満喫。
石崎さん有難うございました。

ところが、以前とパッケ-ジのデザインが変り
ストライプが入ったために肝心の
「ゴロア−ズ・ブル−」の冴えがなく
その点が残念である。

また、つまらぬ、おためごかしの文言が
全面の半分近くを汚してしまって、
台無しにしてしまった。

喫煙者はすべて承知して吸っているのだから、
色彩やデザインを損なうようなことは
しないで欲しいと思っているが、
そのように思うのは私ばかりではあるまい。

因みに、現在売られている煙草の中で、
ノンフィルタ−のものはショ−トピ−スと、
ゴロア−ズだけかもしれない。

また、この「ゴロア−ズ」をお贈りくださった石崎さんも
以前はスモ−カ−で、傍の人から嫌われながらも
ゴロア−ズを吸っていらしたということを
翌日電話で話しておられました。

奥方からは素敵な絵手紙を頂きましたので
ご披露してしまいましょう。


花が大変お好きで、
花屋さんで仕事をなさっていらっしゃいますが、
ベランダもでいろいろお造りになっていて
このような素敵な絵も描かれ、毛筆で、
さらさらと達筆なお手紙を折々頂いている。

ラブレタ−なので読めないように小さくして
ご紹介したが実物はB4サイズ(257mmx364mm)の
大判の堂々たるラブレタ−である。
石崎さんご夫妻、
いつも心に掛けてくださって有難うございます。
お断りもせず、私信を披露してしいましたがお許し下さい。







301回『花盗人』2009/3/17

ようやくベランダに花が咲き始め
春らしくなってきた。

正確には2月18日に最初の花クロッカスが咲き始めた。
クロッカスは昼間開き夕方閉じる。
3〜4日繰り返してその花は終るが、
プランタ−に沢山球根が植えてあるので次々に咲く。
色は黄色、オレンジ、紫、絞りさまざまあるが、
オレンジが最初に咲き始めた。


ところが、ある時から咲いたなと思う間もなく
花が跡形もなく消えてしまうのだ。

ベランダに侵入できるのは「鳥」しかいない。それも、
スズメかヒヨドリくらいで他には姿を見せないから
この、どちらかが花盗人の犯人であろうと
家人と話をしているが、あくまで推測である。
犯行現場は目撃していないので容疑者である。

盗まれないような仕掛けはいくらでもできるが、
昔から花盗人は罪にはしないということになっているので
そんな仕掛けを作って意地悪はしないことにしている。
それよりも花盗人の正体を知りたいと思っている。

一週間ほど前から、この花より色の薄い黄色のスイセンが
咲き始めているがこちらは全く被害にあわない。
そもそも彼ら或いは彼女らは花びらを
デザ-トにでも食すのだろうか?

それとも、彼或いは彼女がプレゼントに
使っているのだろうか?

鳥の中には綺麗な色のガラスの破片などを、
異性へプレゼントする習性を持つものが知られている。
鳥ならぬオランウ-タンから、綺麗な紅葉を
何枚もプレゼントされたことがある私としては
スズメかヒヨドリが異性へのプレゼントとして
使っている姿を思い浮かべてしまう。

一昨日も久々にクロッカスが三輪咲いたと思ったら
二時間後には無くなっていた。
何れも用心深く、ちょっとした隙に持っていかれる。
さて、花盗人の犯人はどちらなのか?




第300回『菜園「猫の額」を手放す』
2009/3/6

300回と区切りの回数になった。
たまたまパソコン画で悪戯描きをしていて
煙草の絵ができてしまったのが
きっかけで始まった「ちょっと一服」で
まさかこんなに長く続くとは思っても
いなかっただけに自身としては
長続きしたものだと喜んでいるが、
200回過ぎた辺りからだんだん間遠になってしまい
内容も粗末になってきた。

通過点ではあるが引き締めて続けていこうと思う。

6年前から頑張ってきた市民農園「猫の額」も
いよいよ辛くなり今月一杯で手放すことにした。
惜しい気はするが体力が伴わず
諦めざるを得なかった。

その代わりできるだけ「ベランダ栽培」と
暫く休んでいた「食肉加工」を復活しようと
秋頃から方向転換の準備を始めた。

無理を承知で秋遅くベランダで家人が
ニンジンの種を蒔いてみたが
昨秋は早めに気温も下がり
ニンジンは太らずご覧の通りの小指の太さ
ほどにもいかぬ、かわいい収穫であった。


そんなつもりのせいか、生協のチラシの中の
「シイタケ栽培セット」を家人が見つけ
早速買ってみた。

昨年姉が買って栽培しているのを見て
良かったので安心して購入した。
直径15センチほどの円筒形で、
一見チョコレ−トケ−キ風のものである。(下左)

2月22日に気が付いたとき
頭の直径は1センチ足らずだが(左)
2月27日には右の写真のように成長。
成長が早いのにびっくりする。

多少の湿り気を与え、全体にビニ−ル袋を
掛けておくだけの手間いらずである。
3月の4日には下の写真ほどに成長した。


丁度来客もあったので大きなところを収穫、
網焼きにしておろし醤油で頂いた。
採りたてであるから香もあり、
ス−パ−で買った物より遥に美味しかった。

沢山出てきて混みすぎるから適宜間引いて
25〜30個に押さえればもう一回収穫できるようだ。
このセットこれで1000円足らずであるからお買いものである。
さて、これからのベランダ栽培にも期待しよう。



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